
草野球界に一つの旋風を巻き起こしたバット。その名はビヨンドマックス。バットとは思えないほどぷよぷよした打撃面でありながらも,当たればなまら飛んでいく。ショートゴロはレフト前ヒット,レフトフライはレフトオーバー,エンタイトル2ベース級のあたりはそのままホームランに。守備側としては,ビヨンドマックスシフトを布く必要性もあり,戦略面でも大きな影響を及ぼす代物だ。
そんな憧れのビヨンドマックス。怠惰なにしう監督は,楽して攻撃力をあげたいばっかりに,前々から欲しい欲しいとつぶやいていた。しかし,定価36000円近くするため,なかなか手が出せなかった。そこで,チームの物として割り勘で購入するのはどうだとにしうは何度か提案したが,「おれ別にいらないや」とか「今ある軽いバットで十分」だとかで,チームメイトはビヨンドに全く興味を示さない。つれない。
大義名分があればと,にしうは考えたようで,先日行われたMABL1回戦に勝てば,ビヨンドをポケットマネーで購入するとにしうは公言していた。しかし,あえなく惨敗,軍師及び新戦力の活躍で一矢報いるものの,総合力で負けてしまう結果だった。5月27日,にしうは「ビヨンドお預けだ!!」と叫んだ。
ところが,にしうのビヨンドに対する執着は,ゴブリン並で,その後もひそかにオークションでビヨンドを見つけては入札していた。そして5月30日,おなら総理の誕生日に当たるその記念日に,にしうはとうとうビヨンド(※1)を落札した。
にしうによると,「冷やかしで入札していたら,ほんとに落札してしまいました。オークションのルール上,落札者となれば,購入しない訳にもいかないですし,実際そこまで必要ないとは思っていましたが,ビヨンドでチームの攻撃力が少しでも上がれば,これ幸いではないでしょうか。私はチームのために身を犠牲にしました。」とのこと。6月3日のFBLS4・5回戦にその武器が間に合うかは微妙なところであるが,ビヨンドによるトンハム攻撃力アップに乞うご期待だ。
(文責:N)