ウルトラフォース ~O氏(背番号13)の悲劇

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関係者に衝撃が走った。
内部告発者によって録音されたというその一本の音声テープに,にしう大王の怖ろしい裏の顔とあのウルトラフォース(排他的監督権)の脅威が生々しく記録されていたのだ。

『トンハム法典』によれば,ウルトラフォースは大王固有の権利であって,公序良俗に反しない範囲で一方的かつ単独で行使することができ,ハム民は仕方なくそれに従わなければならないとされている(第三条三項,第八条)。
にしう大王がそれを行使した場合,原則的に,ハム民は一切これを拒否することができない。
つまり「公序良俗に反しない」限り,ウルトラフォースの行使はにしう大王の気分次第ってことだ。
しかし告発者よれば,にしう大王はそのウルトラフォースを利用して一般ハム民に横暴の限りを尽くしており,テープがその動かざる証拠だという。

今回記者は関係筋からその音声テープを入手することに成功した。
そして,すべてのハム民にはこの事実を知る権利があると信ずるジャーナリストとしての信念に基づいて,ここに公表することにした。
以下は,にしう大王と被害者O(匿名。音声は変えてあります)とのやりとりである。

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大王「あのさ,Oさんのユニフォーム欲しいんだよね」

O「いや,でも……」

大王「助っ人用で必要なんだよね。Oさん,いらないでしょ?」

O「いやいや……」

大王「じゃあ,借りるってことで。上下ね。帽子はいらないから」

O「帽子だけって……」

大王「ちゃんと返すから。はい,決まり」

O「……」

大王「ウルトラフォースね,悪いけど。逆らうと番頭どんにギッタギタにしめられて(法典第十二条),しかも『ごめんなさい』って言わないと罰金か破門だから(同第十三条)」

O「……」

大王「え? 何? 聞こえなかったけど,謝るならちゃんと謝んないと。俺も鬼じゃないから,ちゃんと謝ってもらえばそれで良いからさ」

O「ごめんなさい……」

大王「もう,仕方ないなぁ~。……ってか,腹減ったな。丁度良いや,Oさん,カツカレーと牛乳買ってきて! ウルトラフォース!!」

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テープはそこで終わっていた。
今トンハムには助っ人用として真新しい背番号13のユニフォームが用意されている。
そして,にしう大王はカツカレーの食い過ぎでぶくぶく太っている。
告発者によると,O氏はその理不尽な大王の要求に屈し,悔しさと他人に対する不信感ため引きこもりがちになり,友人との連絡も途絶えて,現在では音信不通となってしまったそうだ。
O氏が暮らしていたアパートには涙に濡れた枕だけが残されていたという。

にしう大王のウルトラフォース乱用とカツカレーによる肥大化。
それを止められるのはGM,伊賀のマイ様だけだ。

おお,そうじゃ。 わしらを救ってくだっさるのはマイ様だけじゃ。
どうかにしう大王をポアしてくださいませ。
シャクティパット,シャクティパット。
ってことで,GMに合掌。

(文責・S)




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